「わたしなんかを真似してくれるのは恐れ多いというか……でも、嬉しいよ。これは嘘じゃないからね？」

「もし、あったとしても明かす気にはならないわね。ただ……もしかしたらハルウソ本編にヒントはあるかもしれないわよ？」

「……わたしを嫌いになって欲しいです」

「え、えーと……２歳ぐらいまでかな、うん！」

「今回はアキウソじゃなくて、ハルウソなんだから自重して欲しいなぁ……なんて思ってないよ、うふふ」

「一番気になっている人物、とだけは答えておきましょうか。ふふ」

「お姉ちゃ……姉の誕生日にクッキーやマフラーをプレゼントしたことはありますね」

「逃げる！　とにかく逃げるに限る！　だって無理なものは無理だから！」

「その人と結ばれた未来を心の中で描き続けることかな。よくないイメージを持ち続けたら、きっとその通りになってしまうから……だから、常に自分の理想のイメージを持っていれば、きっと……」

「わたしの名前の『葵』は夏の花なので、そこからナツウソのヒロインに……と、ライターの方がおっしゃっていた気がします。声優さんに関しては決まってから気づいたとのことです」

「洞察力及び決断力を持っている人物。そして私自身と同じ能力を持っている人物、最後は……秘密にしておきましょうか、ふふ」

「て、てへぺろっ！　こ、こうですか……」

「ソウの趣味は映画鑑賞なんだけど……それを邪魔すると……大変なことになるんだよ、うん……」

「猫かなぁ。一番好きな動物だし……にゃーん、にゃーん」

「やっぱりソースでしょ！　ちなみにソウは醤油派だったかな」

「先輩への想い……なんて、言うとでも思いましたか。残念ながらそんなことはないです」

「すれ違いの恋模様……この意味はハルウソ本編をやると分かると思うよ」

「やっぱり葵っちかなぁ。反応がいちいち可愛いしー、健気だしー、そして頑張りやさんなところが個人的にグーーーッドなんですよ！」

「一応髪を下ろすとセミロングになるんですよ？　今の髪型にしている理由は特にないですね。ロングにしてもいいんですけど、手入れが大変そうで……」

「勘違いをしているのかもしれないけれど、後期課程、前期課程はその生徒の学年を示しているわ。例えば和泉さんは、今年は後期課程一年生だけど、去年は前期課程三年生だったようにね」