「その人の想いが込められているものなら、どんなものだって嬉しいよ。あー……でも、あんまり高いものは困っちゃうかも……」

「生徒が持ってきた依頼を対価つきで引き受けてるよー。暇な時はあたしとソウが部室でムフフーンなことをしていたり」

「んー、大変だった依頼が多すぎてどれを選ぶか迷っちゃうね。あたし的にはアレかな。ダイエットに協力してください！　ってやつ。ソウとあたしがつきっきりでダイエットに付き合って、なんとかダイエットは成功。しかしその子は自分を叱り、励ましてくれたソウに好意を抱き……あとは察して」

「皆さん私を買いかぶりすぎではないかしら。生徒会長と言えども、一介の生徒に過ぎないわ。そう、今は……ね。ふふふ」

「嫌いなところは素行が悪い、人のいう事を聞かない、すぐ無茶をする……なんて上げたらキリがありません。あと……釣った魚に餌をやらないところか。……好きなところはありません」

「そういう答えがある嘘はつかないようにしてるんだ。もちろん普段から嘘はつかないようにしてるけどね」

「もちろんバストサイズが大きければ男性にアピールしやすいことは確かだけど、女性の艶やかさはそれだけで決まるわけではないと思うわ。容姿、性格、立ち振る舞いなどの総合的な観点から判断すべきね」

「あたしを甘やかしてくれて、養ってくれて、一緒に遊んでくれる人！　理由はあたしが楽できるから！」

「あ、当たり前じゃないですか。子供じゃないんですから。雷なんて全然、全く、これっぽっちも怖くないです」

「あはは……それはどうだろ。わたし、誰かを好きになるっていう気持ちは初めてなんだよね。だからわたし自身、どんな風に変わっちゃうのか分からないっていうのが正直なところかな」

「私の手足となって生涯忠誠を誓うのなら検討する価値はあるわね。貴方にその覚悟はあるのかしら？」

「んー、あたしは小難しいものは読まないけど、ラノベなら読むよ。オススメは緋●のア●アとか、●は友達が●ないとかかな。ビバ！　ハーレム物！」

「うーん……やっぱり、わたしの名前にもある『桜』が咲く季節の春かな。あ、別にわたしがメインヒロインを務める季節だから好きってわけじゃないよ？」

「あたしを甘やかしてくれるところ！　自分でいうのもなんだけど、こんなポンコツ美少女を下心なしで住まわせてくれるのはソウぐらいだと思うもん。たまーに愛の鞭が飛んでくるから気をつけないといけないけどね！」

「広報用文章を書いた人を呼んでください。すぐに修正させます。第一、わたしだって好きであんな態度取ってるわけじゃ……ぶつぶつ」

「その人の嘘のつきかた次第かな。誰かを傷つけるような嘘だったり、誰かを陥れようとする嘘はダメだけど、相手のためになる嘘や相手を傷つけないようにするための嘘はいいと思うよ」

「ふふふ。貴方が私にとって大事な人なら教えてあげるかもしれないわね。だから私の目に適う人間になって頂戴。期待しているわ」

「嫌に丁寧な口調なのに、内容がそことなく怪しく見えるんですが……。それとわたしは実父が健在なのでお断りさせて……え？　そういう意味なんですか？　……先輩と同じぐらい最低ですね。今すぐ頭の中身を入れ替えることをお勧めします」

「みんな大げさだなぁ……と。でも、そう思ってくれてるならちょっと嬉しいかも。これからも仲良くしてほしいな」

「気持ち悪いのでわたしの半径１キロ以内には近づかないでください。どうして、わたしにはこんな質問ばかり来るんですか……」