スタッフコラム 第1回 恒石涼平 『恋音 セ・ピアーチェ』 企画・シナリオライター
皆さん、おはよーさん!
企画・シナリオを担当している、恒石 涼平です。
現在制作中の新作『恋音 セ・ピアーチェ(略称:恋セピ)』では、
新たな試みとしてコラムを毎週お届けすることになりました。
その第一回目ということで簡単な自己紹介と、企画についての楽しい裏話をお話します!
そいじゃ、まずは自己紹介を。
私こと恒石涼平は、兵庫県出身の関西人です。
日本一きたない方言とも呼ばれる『播州弁
『ブイブイ』と聞いて、『コガネムシ』のことやって誰も思わんやん。
好きなものはお笑いで、シナリオでもボケとツッコミを多く入れたがります。
嫌いなものは虫です……こう、うじゃうじゃと足が動くのが……。
小さい頃から、アニメやゲームに影響されまくって生きてきました。
たとえば某軽音楽部のアニメを見てギターを始めたり。
霊と一緒に囲碁、狂気の沙汰ほど面白い麻雀、そんな漫画を読んでルールを覚えたり。
そんな中でエロゲのコンシューマ版をプレイしてましたが……
当時は全くと言っていいほどシナリオライターに興味ありませんでした。
何故ならアニメを切っ掛けに始めた音楽に、ずっとハマり続けていたからです!
進路も音楽制作を学ぶ専門学校に行っていたはずなのに……
いつの間にやら、シナリオライターになっていました。
人生、何が起こるか分からんね!
そんで去年の『その花が咲いたら、また僕は君に出逢う(略称:君花)』から、
Campusのシナリオライターとして関わらせていただいてます。
最初はシナリオ書く予定やなかったはずなのに……
人生、何が起こ(以下省略)
と自分の事はこれくらいにしときまして、企画のお話をしましょう!
今作の内容は公式サイトの各ページに記載されていますので、
普段はあまり外部に出されないような情報を出したい……
というわけで、まずは企画がスタートするまでのお話を!
――時は平成、2018年の秋ごろ。
『君花』のマスターアップ後、うちの代表に「企画からやってみよう」と、提案されました。
そして3つの企画書を作り、持って行くと……2つの企画書を合わせたらどうかとアドバイスが。
企画書から良いとこ取りをするも、テーマが上手く定まらない。
とそんな時、ふと思いつきました。
「もっと、自分が好きなものをテーマにしてみよう」
好きなものはチョコ、FPSゲーム、お笑い、チョコ、音楽……
「――あ、音楽!」
中学生の頃から独学で続けているギターならば知識もあるし、
音も絵も使えるエロゲでカッコええのん出来そう!
ヒロインにはギターを……でもエレキギターは多いから、“アコースティックギター”にしよう!
という感じで一から作り直した作品が、今回の『恋セピ』になります。
肝心のシナリオですが、“音楽”がテーマの作品って沢山ありますよね。
(某軽音部や、某夢を撃ち抜くガールズバンドだったり、某青い巨人だったり……)
そこに被らないように、かつ分かりやすいものを!
と考えてた結果、この作品では『アコースティックギター』を、
ヒロインの胡桃はなちゃんに演奏してもらうことになりました。
企画書を作っていた当初は
『主人公がヒロインにギターを教えて、ステージを目指す』
というアイドルプロデュース的な雰囲気でした。
しかしそこでアドバイスが。
「ヒロインが一人で演奏するより、一緒に演奏した方がいいのでは?」
ほんまや……
そのとき私の頭に、学生の頃 組んでいたバンドの想い出が蘇ります。
年越しのライブに出演することになったのに、よりにもよってとある感染症にかかり、
自分以外のメンバーで頑張ってもらった苦い想い出……
寂しさと悔しさに枕を濡らす年越し……ウッ。
ともあれ、音楽は誰かと一緒にやるのも楽しい!
そのアドバイスから主人公の中埜真也くんには、『カホン』という木箱のような楽器を演奏してもらうことに。
という感じで今作は、
『ヒロインと共に音楽をして、ステージを目指す』というシナリオになりました! 完!
てなわけで『恋セピ』第一回スタッフコラム、以上になります。
このコラムを通して、今作にちょっとでも興味を持っていただければ嬉しいです。
次回は原画のとんちゃんがコラム担当! お楽しみに~
『恋セピ』企画・シナリオ担当の恒石でした。 チャオ!